精神科閉鎖病棟で戦う孤独な双極性ソルジャ-!!
双極性感情障害と戦うソルジャ-です!!
(前回の記事はこちらになります)
※とびとびになってしまい申し訳ありません。hiro19730730.hatenablog.com
自分ではどうしようもなくなり、いよいよ最悪の状態となった私は
措置入院か保護入院かは忘れましたが、とにかく入院させられた事という事は
私にとっては、非常にショックでした。
入院? マジで? どうなんの俺?
とにかく不安で不安でしかたなく泣きながら車椅子に乗せられて
閉鎖病棟のドアの前まできました。看護師はポケットから鍵を出し
ドアを開け「ここが入院するところですよ。」といい、部屋に向かって
車椅子を押していきました。
鍵? 鍵かけんの? どういうこと?
閉鎖病棟の意味が解っていませんでした。病棟自体、別館にあり、
ドアに鍵が掛かっており、まるで刑務所みたいな感じでした。
6人入れる大部屋に連れていかれ、ベットに横たわった私に看護師が
「所持品を全て預けてください、携帯、財布、靴、ベルト、バックも」と
まるで追い剥ぎにあっているようで、服も病院のパジャマに着替えさせられ
「上に売店がありますから、必要な品物を言ってもらえれれば買ってきてあげますよ」
と看護師が言いました。
携帯もなんもないの? 私物、全部没収されんの?
困惑しながらも、財布からお金を取り出し、看護師が提案してくれた
歯ブラシセットやティッシュ、使い捨ての下着などを買ってきて貰いました。
オムツ? これって紙パンツ? 俺、これはくの?
もう最悪でした。この歳で、「紙パンツ」とは自分のプライドが
許すはずもありません。ですが、体調的に自宅に帰る余裕もなく、
なすがまま、言われるがままでした。
もう、どうなってもいい。
どうせ俺、駄目だから・・・・・
更にショックだったのは、左手首にナイロンの様な紐をつけられしっかり固定され
その紐みたいな物を良くみると自分の名前と日付が記入してありました。
俺、犯罪者みたいじゃん、ここやっぱり監獄じゃん・・
項垂れたまま、硬いベットに横たわり周囲を見て見ると
自分よりも一回りぐらい年齢が上のおじさん達がこちらを見ていました。
私は苦しいながらも「挨拶だけはしとかないといけないな」と思い、
おじさんたちに向かって
今日から入院する事になりました
「双極性ソルジャ-」です。
宜しくお願いします。
と頭を下げました。でも、何の反応もありませんでした・・・・・
2016年3月10日
こうして私の戦場となる「閉鎖病棟」で
「悲惨な戦争」が始まったのです・・・
次回に続く・・・・