大苦戦!魔物!鬱病と必死に戦うソルジャ-!!
双極性感情障害と戦うソルジャ-です!!
前回からの続きとなります。
(申し訳ありません、激鬱で遠い世界に行ってしまい間が空いてしまいました)
(双極性ソルジャ-第二章のはじめからです)
戦いに敗れた私は、鬱病という魔物に
どんどん侵されていきました。
どんな武器を使っても、どんな防具を装備しても、鬱病には勝てませんでした。
毎日、襲い来る恐怖に震えながら、自分自身を取り戻す事も出来ず、
ただ、じっと暗い部屋に横たわるだけのミイラみたいになってたと思います。
特に辛かったのが、摂食障害です。とにかく、食べ物が喉を通らないのです。
自分自身、食欲はないのですが、確実にお腹は食べ物を欲しており、
自分の意思とは別に「ギュウ~ギュル~」と腹の虫が泣き喚き、
精神は食べたくない、でも体は食べたくて食べたくて仕方がない。
食いてえ~!!!
でも食えない!食いたくない!!
まさに地獄でした。どうにもならない状況に絶望感だけが頭をよぎり
このままだと自分は、本当にミイラになってしまうのではないかという
恐ろしい妄想に打ちひしがれておりました。
その他の事に関しても、お風呂にも入ることも出来ないし、歯磨きや洗面すら
やる気がおこらず、髭も伸び放題で、まさにこういったら失礼ですが、
浮浪者みたいな風貌になってたと思います。
とても辛く、とても悲しく、とても恨めしく、いつも頭にあるのは、
もう、駄目だ~!
死んだ方がマシだ!!
死にたい!消えたい!
といった気持ちばかりでした。
でも、小心者の私には、自分で自らの命を絶つ勇気はありませんでした。
ただ、ひたすら時間が過ぎるのを待ち、布団の中で震えてるだけでした。
鬱病ってこんなに恐ろしいものなのかよ~!!
こんな恐ろしい化け物と戦って
勝てる訳ないじゃん!!!!
完全に白旗をあげた戦士。
今までどんな困難や問題にも立ち向かい勝利を収め
凱歌をあげてきた戦士が完膚なまでに叩きのめされ、
首を刎ねられる一歩前まで追い詰められてしまったのです。
誰か、介錯(介錯(かいしゃく)は、切腹に際し、本人を即死させてその負担と苦痛を軽減するため、介助者が背後から切腹人の首を刀で斬る行為。)してくれと、
自ら命を絶つ事も出来ないくせに、
そんな想いばかり抱いて苦しく辛い日々が過ぎていきました。
ただ、薬がやっと効き始めたのか、少しずつではありますが、
容態は回復していったのです。
ですが、これは、まだまだ続く「双極への地獄」への
通過点にしか過ぎないのでした。
次回に続く・・・