再転落!!恐怖!鬱の世界へ再び!!
双極性感情障害と戦うソルジャ-です!!
(前回の記事となります)
「鬱将軍」
に惨敗し、再び「鬱地獄」へ再転落した私は、前回鬱病に羅患した時
以上に激しく落ち込みました。一度は、「鬱病」を克服して、自分を取り戻し、
脱線した人生のレ-ルを軌道修正出来たのに、
また、そのレ-ルを脱線した事が自分自身、許せなくてしかたなかったのです。
何やってんだ、俺は!!
なんで同じ失敗を繰り返すんだ!馬鹿か!!
何回も何回も頭の中にこの言葉が木霊しました。
焦り過ぎて無理をし、張り切りすぎて仕事をしてしまった自分の愚かさを
呪いました。でももう取り返しのつかない状況に陥っていたのです。
「鬱病」を再発した私は、またもや寝たきりになり、前回同様、摂食障害、
睡眠障害、憂鬱感、倦怠感、被害妄想が顕著にあらわれて来て、
また、再発した事に対し、精神的に酷いダメ-ジを負ってしまい、
自分自身が何なのか解らなくなり、錯乱状態に陥り、何もかも
諦める様になって、「鬱病」という殻に閉じこもる事になりました。
もちろん、会社になんか行けるはずもありません。体が動かないのです。
毎朝、上司に「すみません、体が動きません、苦しいです。休ませてください」
と泣きながら電話をしていました。結局、この状態が一週間程続き、
病院への通院日を向かえ、やっとの事で精神科に診察を受けに行きました。
憔悴しきっている廃人同様の私を診た先生は、すぐに言いました。
「鬱病」が再発している!!まず、休みなさい!
すぐ休職してください!!
と。何ヶ月前かの場面がフラッシュバックして脳裏に浮かびました。
まただ、また休職だ!俺は一体何をしているんだろう?
なんで!どうして!俺は、鬱病に勝ったんじゃなかったのか?
どうしても認める事が出来ませんでした。現実を受け入れる事が出来ませんでした。
また、涙が止め処なく流れ出し、絶望感が私を包み込みました。
更に先生は追い討ちのひと事を私に向かって言いました。
薬を増やそう!「サインバルタ」を3錠に増やそう!!3錠に!!
あの忌まわしい救急車騒動を引き起こしたサインバルタがなんと「3錠」になると
聞いた私は先生に慌てて訴えました。
先生、薬は増やさないでください、薬は飲みたくないです!頼みます!
先生は厳しい顔で一喝して言いました。
私を信じなさい!!!薬を増やさないと悪くなる一方だそ!!!
願いは通じることはなく、薬は増量され、休職の診断書を改めて書いて貰い、
私は、病院を後にしました。復職してから2ヶ月たらずの事でした。
こうして、人生で2度目の休職をすることになったのです。
次回に続く・・・・