恐ろしい魔の薬！「リフレックス」の登場！！
双極性感情障害と戦うソルジャ－です！！
（前回からの続きとなります）
前回の記事
2015年7月から、また私は会社に復職しました。2度目の休職と復職を繰り返した
私を待っていたのは「周囲の白い目」でした。
最初に休職した時には「帯状疱疹後神経痛」が酷いという事で休職していた感じに
なってましたが、さすがに2度目の休職に関しては、どこからか情報が漏れており、
「あの人は精神疾患があるらしい。鬱病で休職していたらしい・・」
と後ろ指を指される様になり、次第に私に話しかける人も少なくなり、
「腫れ物」に触るような感じの扱いをうける様になりました。
日に日に孤立していき、1Ｆフロアの社員だけではなく、営業部の連中も
私を避けるようになり「孤独」になっていきました。
私は、
まずい、何とか問題無い事を示さなければ！
仕事でアピ－ルをしなければ！
と思う様になりました。「仕事で実績を出し、何とか汚名を挽回しなければならない、
自分はもう大丈夫だという事をみんなに知ってもらわなければならない」と
ひどい焦燥感が心を支配して、以前に失敗しているにも関わらず、
無理を押して、仕事に没頭するようになりました。
もちろん、完治、安定には程遠い状態で無理をすればどうなるかという事は
解っていたつもりではありましたが、それ以上に
自分の会社で受けている「屈辱」
を何とかしたいと思う気持ちの方が強かったと思います。
今まで前線でトップを張ってきた「営業戦士」の私には
耐えられなかったのです！
本来であれば、軽作業等の業務をするのが妥当だったのですが、
ひどい焦燥感に駆り立てられていた私は、率先して営業の仕事をする様になりました。
そして何と、一番やってはいけない
「名古屋でのイベント」への出帳
をしてしまったのです。それまでにかなりの疲労と心労が蓄積されヘトヘトでした。
出帳の結果は散々でした！！
最悪の事態となりました！
イベントの途中で、
パニック症候群
を発し、イベントの会場から上司に連絡して
「あわわわ・・・助けてください！
助けてください！もう駄目です！
出来ません！！！」
とイベント会場のトイレの個室の中で泣きながら
叫んでいました。
そして、私は、泣きながら逃げるようにに新幹線に乗り込み
名古屋を後にしました。
この事件後、私は、ふさぎこみ、会社を休む様になりました。
度重なる失敗に絶望感や喪失感、屈辱、敗北感などの負の感情に精神が侵されていき、
またもや完全な「鬱状態」になってしまったのです。
すぐに精神科に行き先生に相談をしました。
「先生！また鬱になってしまいました！！
何とか、何とかしてください！助けてください！！！！」
と泣きながら叫びました。
先生は、困った顔をしながら言いました。
「仕方が無い、また薬を増やそう。そうすれは気分が持ち直すかもしれない」と。
私は先生に「どんな薬ですか？またサインバルタですか？」と聞くと
「リフレックス」を追加しよう！
と静かに言いました。
そうです、この「リフレックス」こそが
私の人生を大きく変える忌々しい薬だったのです。
そしてこの ｢リフレックス」が私を
最悪の「狂った戦士」にしてしまう事に
なるのです！
狂戦士！双極性ソルジャー！！
（ 第二章 完結 ）
次回は 第二章をまとめた記事を公開致します。
