人生は一度、脱線すると戻れないのか・・・
超絶暇と戦う双極性社内ニ－トのヒロです！
本日は朝から憂鬱に社内ニ－トやっております！
正直、ショックで胸が締め付けられる想いでした。
他人事と思えない・・・
まるで自分と重なりあう様な感覚で、
とても感傷的になってしまいました。
横綱になってからの怪我が原因で追い込まれて引退。
それまでは順風満帆とはいかないまでも
順調な相撲人生を送ってた訳ですよね。
それが怪我が原因で自分の相撲が取れなくなり、
人生が大きく狂ってしまった。
本人も本望ではなかったと思います。
悔しかったでしょうし、辛かったと思います。
他人には理解しがたい苦しみだったと思います。
気合や根性、頑張りでどうにか出来る物では
ないと思います。
それを世間では、「横綱だから」、「プロだから」、
「ビジネスだから」、「ファンに対して」、などなど、
色々な厳しい意見が出ておりますますが、
私はそれに対しては少し違うと考えます。
そんな事を言う人間は「底の浅い人間」だと
思わずにいられません。
もし、自分が本人の立場になってみれば、
どう思うでしょうか・・・・・・・
そんな事を言われたらどう思うでしょうか・・・。
私も今は立派な「社内ニ－ト」ですが、
4年前、病気を発症するまでは、1年で30億を一人で
売り上げるトップ営業マンでした。
日本でその業界で3本の指に入る大手企業法人の
本部を10年も担当し、仕事に明け暮れた「仕事の鬼」で、
行く行くは営業部のトップになろうとしてました。
それが、2014年に顔面に重度の帯状疱疹が発症し、
医者の投薬ミスで双極性障害に発展し、
入院を含む4年間の苦しい闘病生活を
余儀なくされてしまいました。
その結果、私は、出世や昇給、ビジネススキルの向上、
そういったこれから得られるであっただろう物を
全て諦めなければなりませんでした。
いずれは今の課長職から部長職に、
年収も更にアップし、ビジネスマンとして
輝かしい階段を登っていく予定でした。
もちろん、若い時から苦労に苦労を重ね、
どんなに辛く苦しい時でも歯を喰いしばって頑張り、
仕事に全てを費やし、自分の人生を捧げてきたのに
その結果が・・・・・
「社内ニ－ト」
ですよ。
さぁ、これからだっていう時に・・・・
私の苦労は私にしか解りませんし、
他人に理解して貰おうとも思っていません。
ただ、遣り切れない思いと
無念さが込み上げてくるばかりです。
「これから頑張ればいいじゃないか」、
「まだチャンスはある」、
「人生長いんだからきっと復帰出来る」、
そう思われるかも知れませんが、
人生はそんなに甘くはありません。
人生を諦めた訳ではありませんが、
現実というのは思っている以上に厳しいものです。
人生のレ－ルは一度脱線すると簡単には戻れません。
もちろん、這い上がって、周囲を見返してやりたいと
思っています。いやそうしなければ、
私の人生は本当に意味のなかった事になります。
稀勢の里もすきで怪我をした訳ではないし、
何とか復帰したいと最善を尽くしましたが、
結果、この引退表明となりました。
私達は彼の偉大な功績を称え、
今後も彼を応援して行くべきだと思います。
ありがとう、稀勢の里、お疲れ様でした。
次回に続く・・・・・
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