鬱病、発症!未知の世界への逃避行の始まり!!
双極性感情障害と戦うソルジャ-です!!
(前回からの続きとなります)
ピラフは私のせいで死にました。お星様になり、天高く飛び立ちました。
火葬場でお骨を拾う時、涙と嗚咽から震えでお骨を拾うことが出来ませんでした。
それからというもの精神的にも肉体的にも追い詰められ、不安感や恐怖感、
焦燥感、パニックを感じて、精神面がどんどん病んでいき、とてもではないですが
仕事が出来る状態ではなくなりました。
週に1日か2日ぐらい出勤しても午前中で早退することが多くなり、
家にいてもどこにいても憂鬱な状態が続く様になりました。
そのうちに寝たきりになり、何にも関心を示さない様になり、仕事にも
一切、行かないようになりました。もう、自分が誰でここが何処で
何をしているのかさえ解らない様になっていた記憶があります。
「帯状疱疹後神経痛」と「ピラフの死」という大きな精神的ダメ-ジを受けた私は
まるで廃人のようになってしまいました。
それを見かねた麻酔科の先生が診察の時に私の状態がおかしいと感じ、
「一度、精神科に見てもらった方がいい、精神科を紹介するから」
と同大学病院の精神科の受診を薦められました。
廃人となっていた私は言われるがまま、2014年11月8日に同大学病院の
精神科を始めて受診する事になりました。
精神科の先生は廃人さながらの私を診るなり、
「まちがいなく鬱病です。すぐに休職してください」
と即座に言いました。
私は先生に「仕事を休むことは出来ません。仕事しながら治療を受ける事は
できませんか?お願いします」と必死に懇願しました。
今まで18年間、常に前線でトップセ-ルスとして働いてきた私には、
「休職」という無様な事を受け入れる事が出来なかったのです。
それは自分にとって今までの自分を全否定する様に思われたからです。
また、「逃げる」という選択肢はこれまでの私の人生ではありませんでした。
私の必死の懇願に対し、精神科の先生は、一喝しました!
「仕事を休むんだよ!!!すぐに休職しろ!!
明日からすぐに休職しろ!!」と。
怒鳴りつけられた私は、うなだれたまま、涙を流して床に伏しました・・・・。
そうです、これが「鬱病」の始まりでした。
そしてこれからが、帯状疱疹なんかとは比べ物にならないくらいの
「本当の地獄」が始まるのでした!!
( 第一章 完結 )
次回は 第一章をまとめた記事を公開致します。