先生、何を言っているんですか?本気ですか?
双極性感情障害と戦うソルジャ-です!!
(前回からの続きとなります)
麻酔科の先生の信じられない言葉に放心していた私に先生がこう言いました。
「もしかしたら、まだ、間に合うかも知れない。ただ、荒療治にはなるけども」と。
私は「えっ、この痛みが取れる方法があるんですか?
どんな治療をすればいいんですか?その治療をすれば痛みは和らぐんですか?」
と必死の形相で聞き返しました。掴み掛かる勢いだったと思います。
先生は、少し間をおいてからじっと私を見て「あなたの喉に注射をする!!」
えっ、何て言った今?聞き間違えでなければ「喉に注射する」と聞こえたけど。
冗談でしょ、喉に注射するなんて、えっ、針灸院じゃないよね、ここ!
言葉を失って驚きの表情をしている(口が半開きになっていたと思います)
私に向かって「星状神経節ブロック注射を打ち続ければ、痛みを和らげることが
できるかもしれない。いや、方法はもうそれしかないだろう」と言いました。
マジ、マジで?何、星状神経節ブロック注射って?(下記のURLを見てください)
星状神経節ブロックについて | 柏、南柏の整形外科、麻酔科なら友ペインクリニック
(ちなみに病院名は全く関係ありません、ブロック注射の解説だけ見てください)
上記のURLを見て頂けるとお分かりの通り、つまり、私に喉仏に痛み止めの注射を
打って、帯状疱疹後神経痛の痛みをブロックしていくという物でした。
それをやるしかこの苦痛から逃れられる方法はない、それならやるしかないだろう!
私は覚悟を決めました。
「先生、この痛みが取れるなら、どんな治療でも受けます。治してください!!」
と私は先生に懇願しました。本当に藁にもすがる思いでした。
そうすると先生はすっと1枚の書類を私の方に差し出してきました。
その書類というのは、「治療容認書」つまり、ブロック注射を打っても良いという
本人確認と事故が起こる可能性もあるかもしれないといった内容の書類でした。
要は、この治療をすることに承諾しますよ、事故がおこる可能性もありますよ、
そんな感じの内容で、責任の所在を明確にさせる物でした。
私は黙ってその書類を受け取り、署名欄に自らの名前を記入しました。
(次回に続く)